メディア掲載

「戦略経営者」2022年12月号

株式会社TKC発行の企業向け情報誌「戦略経営者」2022年12月号に記事が掲載されました!

事業内容やアイ・モバイル株式会社に制作いただいたホームページの活用方法などについて、院長の塚﨑とホームページ担当の恵飛須がお話させていただいております。

戦略経営者コラム 2022年12月

「明るさと親しみやすさ」を伝える鍼灸接骨院のデジタル戦略

2007年に開業した、ゆあさ鍼灸接骨院(愛知県清須市)は、地域密着の鍼灸接骨院として幅広い年代の患者が足を運ぶ治療院だ。
同院を先代から引き継いだ代表兼院長の塚﨑健氏は、自身も鍼灸師・柔道整復師として施術の最前線に立ちながら、ホームページ(HP)やSNSでの発信にも力を入れる。求められるサービスや治療を追求し続ける塚﨑院長と治療スタッフの恵飛須絢介氏に、院の目指す未来やHPの活用方法を聞いた。

地域に根ざした鍼灸接骨院として

地域に根ざした鍼灸接骨院として

――治療方針は?

塚﨑 治療スタッフは私を含めて3人。同年代のスタッフがお互いに「より良い治療をし、患者さまに足を運んでいただくためには何をするべきか」をフラットな関係で考え、形にしています。当院が大切にしているのは、患者さまとのコミュニケーション。どんな悩みや不調があり、どうなりたいのかをしっかりとうかがいながら施術方針を決定しています。治療中にかける言葉ひとつで、患者さまの心身の軽さが変わります。そういう意味では治療3割、コミュニケーション7割だと思っています。

――患者層は?

塚﨑 時間帯によって患者さまの属性は大きく変わります。午前中は腰痛や膝痛などの悩みをお持ちの高齢の方が多く、午後になるとスポーツに励む学生さん、夕方になれば仕事終わりに通われる方が増えます。
年齢層も施術内容も幅広いですね。

――施術内容も豊富ですね。

塚﨑 施術メニューが増え始めたのはコロナ禍以降です。患者さまの足が一時的に遠のき、「何かしなければ」と新メニューを増やし始めたのがきっかけでした。美容鍼灸やヘッドマッサージなどをメインの施術に加えていくうちに、どんどん増えて今の形になりました。私を含め、3人の治療スタッフはそれぞれ得意分野が違います。例えばカイロプラクティック治療や骨盤矯正は恵飛須が、私は鍼灸。3人それぞれバックボーンの異なる治療スタッフがいることで、施術の幅も広くなりました。

HPで遠方の来院患者が増加

HPで遠方の来院患者が増加

──HP刷新のきっかけは?

塚﨑 私が院長に就任する前も簡単なHPはありました。しかし、もう少ししっかりしたものにしたほうがいいのではと考えていた矢先、税理士法人パートナーズの武知卓さんからアイ・モバイルさんを紹介していただき、リニューアル計画が動き始めました。武知さんは税務に関することだけでなく、院内に掲示する施術メニューの掲示方法など院全体をより良くするためのアドバイスをいつもしてくださるのですが、今回のHPリニューアルもその一つです。デジタル化に関する知見も深いので頼りになります。

──HP導入時の留意点は?

恵飛須 明るく何でも相談いただける雰囲気を伝えることです。私は以前の治療院でもHPの更新担当でしたが、システムが使いにくく負担が大きかったのを覚えています。その点、BESTホームページは更新のための操作がシンプルで分かりやすい。更新がストップしてしまっては、来院を検討している方から「大丈夫か」と思われてしまいます。最低でも月に1回は更新したいと思っていました。導入後も、操作が分からない時は電話で教えていただけるのでとても重宝しています。

――デザインや構成は?

恵飛須  大まかな当院の要望をアイ・モバイルさんに伝えて、事例を見せていただきながらイメージを膨らませていきました。ある程度の方向性をアイ・モバイルさんが一緒に考えてくれるのでスムーズでしたね。文字ばかりになるのではなく、親しみやすさを伝えるためのデザイン構成を提案してもらえて助かりました。

──SNS運用はどのように?

恵飛須 ブログは院長の塚﨑が、インスタグラムは私が更新しています。ブログは毎日1投稿、必ずアップするようにしています。治療スタッフの人柄が伝わるよう工夫しているせいか、患者様からも「見ているよ」というお声を時々いただきます。また、動画コンテンツをユーチューブに公開してHPからも見られるようにしています。

──変化はありましたか?

塚﨑 地域密着の鍼灸整骨院なので、地元の患者様がほとんどだったのですが、HPのリニューアル後は少し離れた地域の患者さまも増えています。新規患者の獲得にも役立っていると感じています。

今後の事業展開とHP戦略

今後の事業展開とHP戦略

――今後の展望を教えてください。

塚﨑 パーソナルトレーニングメニューなども提供していく予定です。メニューをスポーツ整体に特化させるのではなく、患者さまの年齢層・バックボーンに応じた治療を行います。メニューやできることを増やし、差別化を意識しながらHPでPRすることが重要と考えています。

――HPの活用ビジョンは?

恵飛須 出張トレーナーとしての活動を発信していきたいですね。また、メニューの紹介やお役立ち情報などの動画コンテンツの充実にも挑戦したいです。HPの目的は、当院に足を運んでいただく心理的なハードルを下げること。鍼灸整骨院は「入ってみないと分からない」と思われがちです。HPやSNSを通じて、少しでも当院の明るく親しみやすい雰囲気を伝えていきたいですね。

塚﨑 コルセットなどのEC販売も考えています。過去にSNSでコルセットの紹介をし、そこから販売サイトへと飛べる動線を作ったのですが、うまくいかなくて。いずれ再チャレンジしたいと思っています。
もう一つは求人面でのさらなる活用です。ポータル求人サイトは費用も労力もかかりますからね。
その点、BESTホームページには求人募集ページがあらかじめ用意されているため、すぐに採用活動を開始することができました。求職者向けの情報掲載を詳細にするなど、もっと求人に関しても力を入れていきたいですね。